道教

道教は漢民族の土着的・伝統的な宗教である。中心概念の道(タオ)とは、宇宙と人生の根源的な心理を示す。(しんにゅう)が終わりを、首が始りを示している。

この道(タオ)と一体となる修行のために練丹術を用いて、不老・不死の霊薬、丹を練り、仙人となることを究極の理想とする。

道教とは「道の教え」である。 広義には「従うべき聖人の教え」という意味で、道教は使われる。この場合、儒教や仏教を指すこともある。実際、「道学」といえば、それは儒学を指す。    

    

日本には、仏教や儒教と同じころ渡来した。しかし、水銀などの危険物を使用するため廃止された。     

それに代わって、陰陽師が道術を取り入れ、日本独自の陰陽道が生まれた。